15期本科?映像デザイン実習 住友 静恵
2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で被災された厚真町住民に映像で取材し、北海道立消費センター主催の讲演(講師:住友 静恵)で上映しました。厚真町は道内では最大の震度7を記録し、地すべりによる家屋倒壊等で36名の方が亡くなるなど大きな被害が出た地域です。
厚真町への取材は、2019年10月24日(木)と31日(木)の2日间で行いました。町おこし协力队の方や自治会长、渔师や公务员、パート、主妇など幅広い职业の计11名に、被灾された时の话やその后の生活の変化などについて取材しました。
約3週間避難所生活をされた山野下さん(左)右は住友 静恵(映像デザイン実习)
■様々な被灾状况
インタビューでは、地震直后に地滑りの被害が大きかった地区に救助に向かった方や、厚真に移住して约半年で被灾した方、阪神淡路大震灾を経験しさらに移住先の厚真町でも被灾された方などに、様々な経験を伺うことができました。
阪神淡路大震灾を経験された山内さん
十勝沖地震も経験された山川さん 右は撮影する米田 夏輝(映像デザイン実习)
他にも、道路が寸断され孤立してしまったため手荷物はリュックひとつでヘリコプターに乗り込み避难所へ运ばれた方、障がいを持つお子さんを持ち、地震をきっかけに仕事を変ええざるを得なかった方もいらっしゃいました。
移住后すぐに被灾したという地域おこし协力队の田中さん(右)
避难时の状况についてお话を伺った大垣さん(左)と日西さん(中央)
厚真町豊丘地区自治会长の山路さん(中央)、颁辞厂罢贰笔スタッフの早冈(左)
地震直后の救助の様子を话してくださった泽口さん(左)と冈桥さん(右から2人目)、米田さん(右)
ペットの避难に関するお话等も伺った金谷さん(左)のご自宅で
厚真町で马搬の仕事をしている西埜(にしの)さん
同じ巨大地震を経験しても、住んでいた地区や环境により被灾状况は様々でしたが、取材した皆さんが口を揃えておっしゃったのが「まさかあんな大きな地震に遭うとは思っていなかった」ということです。
実际に被灾したことで気づいたこと、まだ大きな地震を体験したことのない方へ伝えたいメッセージを伺い、映像レポートとしてまとめました。
映像に挿入するテロップ作成をする様子
■防灾をテーマとした讲演会で取材内容を报告
2019年12月11日(水)に開催した「くらしのセミナー:身近に迫る災害の危険~いざという時に困らないためのテクニック~」(講師:住友静恵 主催:北海道立消費センター)にて、今回の厚真町の映像報告を上映しました。
讲演は満席で、受讲者のみなさんが真剣にメモを取りながら、インタビュー映像を见てくださいました。
「くらしのセミナー:身近に迫る灾害の危険」の様子
■映像を见た参加者の声
受讲者アンケートでは、防灾意识の変化に関して以下のような感想が寄せられました。
?体験にこそ気づくことが実に多い。自宅で待机できるか、避难所で暮らさざるを得ないかで、必要物も大きく変わることを痛感した(70代以上男性)
?いつ起きるか、正确に予测できない地震には、いくら自宅に备えていても「外出中だったら」と考えると、せめて街中から自宅まで歩いて帰れる脚力は维持していくことが必要と、心がけています。(70代以上女性)
?身近な人との助け合いが必要であること(高齢者の支援物资の确保の援助别迟肠)(60代女性)
?身近な事柄として想像できました。(70代以上女性)
?準备するものが理解できた。家族での防灾意识を高める必要がある。命が大事。リュック1つ分、ハミガキ、体温计、避难所での必要なものも考える。(40代女性)
?しっかり準备が必要ですね!(70代以上女性)
?アキラメないこと。常日顷、心の準备、备えを改めてしておきたいと思うも、ともに落ち着いて行动をとれる様心がけたい。灾害状况を想定し、対応を対処することが重要と思う。(70代以上男性)

■これから
年月とともに胆振东部地震は復旧は进んでいきますが、仕方ないこととはいえ、体験や危机感はどんどん薄れていってしまいます。将来的に北海道で発生することが予想されている千岛海沟巨大地震等に备えるべく、今回インタビューさせていただいた体験谈が単なる记録に留まらないよう、これからも讲演やワークショップの机会があるたびに活用していきたいと考えています。
防灾をテーマとした映像作品にまとめることを目指して、现在编集中です。完成しましたら改めて报告します。










