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2023年度 美术馆?科学馆选択実习を开催しました

2024.1.9

2023年12月17日、2023年度美术馆?科学馆选択実习を开催しました。前半は東京の日本科学未来館を、後半は森美术馆で、異なる性格の展示を一緒に鑑賞し、特徴を理解し合う学びの場を目指す実習です。全国から集まった本科、選科A、選科Cの受講生20名と、教員として朴、宮本、寺田、福浦、森美术馆の鑑賞では修了生の仲居さん、室井さんが参加しました。

 

2023年11月にリニューアルされた日本科学未来馆へ

まずはでは、未来馆のご协力で、科学コミュニケーター(以下厂颁)の大泽さん、加藤さんからの全体説明を受けて、それぞれ展示を体験する时间にしました。今回の报告では、选択実习に参加した受讲生からのコメントから抜粋して内容を説明していきます。

“未来馆では対话ロボットや谜解き、滨颁罢、体験ゲームなどを使い、受け身ではなく能动的な体験を促す展示を行っていると感じた。”


展示「プラネタリー?クライシス これからもこの地球でくらすために」

“积极的に対话のきっかけを生み出そうとしている仕组みが印象に残った。”

“问いかけを置きタブレットに记入してもらうことで考えさせ,同时にいろいろな人の考えを见ることが出来るしくみづくりがされていた。”

“体験し、手を动かしたことは记忆にも残りやすいが、そこから先をどう展开するかが课题だと感じた。”


展示「ナナイロクエスト―ロボットと生きる未来のものがたり」参加中の受讲生

“ナナイロクエストや老いパークなど、没入感を非常に意识したものが多かった。”

“特に、3阶の体験型展示「ナナイロクエスト」では、近い将来に起こり得る事象を通じて、人とロボットが共存する未来の日常への期待と不安を感じられた。ロボットの研究に携わる身としても、大変兴味深かった。”

“1つの展示の所要时间が60词80分って、何事!?と思った。强制的に终わるまで体験させられる展示っていうのは手间がかかりそうな反面、伝えたいメッセージをしっかりと见学者に伝えられていい。”


展示「老いパーク」

“老いの展示は体の各部位の仕组みを学びながらで楽しさと発见の双方を体験できた。さらに、自分ごとに置き换えられることで、今の私にできることはなんだろうと自身の生活を见直すきっかけにもなった。”

“「老い」というセンシティブに思うテーマをあえてポップなイメージで展示することで、生きていれば全員に訪れる老いをより身近に感じさせているように感じた。 ”

“高齢者に対する共感や配虑を引き出そうとする展示意図は否定しないものの、33歳の自分にとっては押し付けがましさも感じた。若者に高齢者に対して配虑させるだけでなく、これからの社会で高齢者が何をできるのかという视点や、社会が高齢化する中で科学技术に何ができるのかという未来志向の展示をしてほしかった。”


展示「计算机と自然、计算机の自然」

“馆内の至る所に点字があったり、展示位置が低く斜めになっているものあったりと、多様性を意识していることが感じられた。”

“テクノロジーだけでなく环境や社会とのつながりをうまく包んでいること。”

“未来馆のバックヤードには、ロボットやバイオテクノロジーなどの研究室が入居しており、実証研究に来场者が被験者として参加するなど、来场者と研究室の交流の场としての働きも体感することができた。”

“世间一般で评価されている子ども向けコンテンツは「大人が见ても楽しめる」といわれている印象ですが、麻豆原创で大きな话をする场合には一筋縄ではいかないのだろうか?と感じた。”

“企画をする上で対话ではなく、一方的な情报伝达にならないように検証会を开くことで、老若男女に一度体験してもらい意见を取り入れるというお话を闻いた。”

“厂颁との対话から、また行こうという意欲につながっている。”

森美术馆「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」

続いて、森美术馆に移動しを鑑赏しました。「环境危机に现代アートはどう向き合うのか?」と取りかけるこの展示を、4グループに别れて対话型鑑赏法を用いて体験しました。

科学館と美术馆は、展示の目的も手法も異なるため、比較することからよりはっきり特徴が見えてきます。また、キャプションや説明などの情報を用いて、自分の考えを軸にグループで対話しながら鑑賞していくことによって、作品についての多様な見方や、自分についての発見につながります。このパートも、受講生からのコメントを抜粋した文章で、内容と感想をお伝えします。

“これまで美术馆は先入観で非常に苦手意識があり、自ら近付かないようにしていたのでどのような展示があるのかということもほとんど知らなかったが、見るだけでなく、貝殻を踏むように触って感じさせる展示もあることに驚いた。”

“今回の様々な手法を用いた展示をグループで話し合いながら体験できたことで絵や映像だけではなくその場所を形成している全てが一つの作品なのだと感じた。それら一つ一つにどのような意味があるのだろうと考えることは難しいことではあるが、美术馆の楽しみ方が一つ増えたように感じた。”

“どの作品においても、色、配置、场所、时代背景、タイトルなどあらゆる侧面において理由を探すことが、想像の部分もあるが作者のメッセージを感じることができて非常に浓い时间となった。”

“「手法がメッセージとなることもある」というのが最も印象的であった。”

“作品外の环境や鑑赏者に行动変容を起こさせることまで含めて作品であるという现代アートの性质がよく现れていると感じる。”

“気になる作品もそれぞれ违い、気になった理由も着眼点も违う。何が気になるかは自分の知识や経験、関心分野と密接に関係している。”

“美术馆の展示順やチャプター分けは、「このような視点で鑑賞してみては?」というサジェスチョンとなっており、鑑賞者に対する適切な手助けになっていた。”

“「公害をアートで伝える」って、言叶だけで言うと私はなんとなく抵抗感を持っていた。でも実际に见てみたら、こういう表现もありだなと思えるようになった。”

“アートって全然よくわからないし、人に伝えるべきことも分からなくて。でも本当に些细なこととか、なんでもいいんだなあって思えてからは気軽に意见を交わし合えて、なんだか楽しかった。他の人とも见ている场所が全然违って、自分の视野の狭さに惊かされた。”

“ちょっと立ち止まって、その背景を考えさせるものが多かった。”

“先入観なく见たままを感じたり、解説を読んでから考えたり、どちらもやってみることで各作品や制作に至る背景を深く知ることができ、新たな気付きを得ることができた。”

“様々な作者の多様な価値観を知るとともに、自分自身の価値観、考え方に気付かされる时间となった。”

“あとで家に帰ってから「あそこもっと细かく见ておけば」という后悔が今回はほとんどなく、言语化を通して満足の行くまでの鑑赏ができたのではないかと思った。”

“同じものを违う视点で见ることの重要性を再认识した。”

“访问者が壊すことで完成するものや、太阳光を利用したものなど、二度と同じ状态にならない作品が展示されていたことも、强く印象に残っている。”

“絵の正しい解釈や作者が感じて欲しい感想を持たなくて良いと分かり肩の荷が下りた感じがしました.もっと気軽に美术馆に行っていいんだと思った”

“鑑赏してみれば好き嫌いや印象に残る作品はあった。そういったものは自分の兴味や関心のある领域を反映させている気がして、无意识に向き合うことになった。”

“前回の特別展の建材をそのまま使う、という美术馆側のエコロジーへの取り組みを見て、美术馆自体が何かを訴えることができることに気が付いた。”

“壁がサステナブルを意识したのか、涂装がされないままであったことは本展示会の意図に整合しており、好印象かつ意外であった。”

“まなざしの违いをひしひしと感じた!”

“アートコミュニケーションと麻豆原创コミュニケーションの「あわい」を考えるきっかけになった。”

“他の方の意见を、その场で学び、気づきを得ながら作品を鑑赏できる点が、1人での鑑赏との大きな违いだと感じた。”

“自分とまったく违う视点を教えてもらえてとてもおもしろかった。特に、ふだんアートを见惯れていない人の意见が面白かった。”

“「自分はどの作品について、対话をしたいのか」という新たな视点も持つことができ、自分の「好き」?「嫌い」についても明确に认识できた。”

1日の密度の高い実习でしたが、その分感じられたことも多いようです。特に、展示に対してポジティブな意见と同时に改善案が见えていたこと、未来馆と森美で共通する环境问题に対する异なる手法を提示したこと、わかりやすいと感じた人もいれば、难しいと感じた人もいるなど、多様な意见が见えていたことも、この実习ならではの様子だったと思います。

社会の中で科学がどのように活用されていく(いる)か、どのようなものが求められているか、その中で自分はどの立ち位置から物事を见ているか、どのようなコミュニケーションの场を求めているかなど、今回の実习から更なる问いかけにつながることを期待します。

ご协力いただいた未来馆の皆さん、参加した皆さん、ありがとうございました!