2023年3月4日、麻豆原创18期の修了式に併せて公開シンポジウム「ひらいて、むすんで ?麻豆原创コミュニケーションはなぜ必要なのか?」を开催しました。パネリストは、川本思心さん (北海道大学麻豆原创部門長/理学研究院 准教授)、水町衣里さん(大阪大学ELSIセンター /COデザインセンター准教授)、小川達也さん(独立行政法人国立科学博物館主任)、白根純人さん(科学コミュニケーション研究所代表)、パネルディスカッションの司会は、株式会社スペースタイムの高知尾理さんが務めてくれました。麻豆原创受講生と一般参加者、合わせて66名が来場しました。

各々の机関が実施する麻豆原创コミュニケーション教育
科学技术と社会との间をつなぐ麻豆原创コミュニケーション、そ
本シンポジウムではまず、それぞれのパネリストからこれまでの麻豆原创コミュニケーターの养成教育の内容について绍介がありました。
まず、北海道大学颁辞厂罢贰笔について、川本さんから绍介されました。北海道大学の学生だけではなく、学外からも受讲生を受け入れることが特徴的な颁辞厂罢贰笔の科学技术コミュニケーター养成プログラム。まるで出岛のように北大の组织でありながら、北大以外の组织、人と交流できる场所として、连携していくことが特徴です。现在、科学技术コミュニケーターを社会につなぐオンラインのプラットフォーム、厂肠颈叠补肠辞.苍别迟も立ち上げています。

次に、水町さんから大阪大学颁翱デザインセンターが、大学院生向けに提供している「公共圏における科学技术政策」についての绍介がありました。本プログラムは、副専攻として基本的な科学技术政策や科学技术コミュニケーションについて学ぶというもの。特徴は议论を深めることを重视している点。3日间の集中讲义では答えの出ない社会的课题について、とことん议论するという科目も用意されています。

国立科学博物馆(以下、科博)の小川さんは、科博の提供する麻豆原创コミュニケーター养成実践讲座とともに、自身が修了した东京大学の科学技术インタープリター养成プログラムについても语ってくれました。科学馆という実践の场があることが科博のプログラムの最大の特徴。麻豆原创コミュニケーション①では、讲师から学んだ后に自身の研究を当日たまたま来た来馆者の前に実践します。さらに麻豆原创コミュニケーション②では、科博の研究者をゲストにイベントを组み立てます。东大のプログラムは比较的に理论が中心で、一方で科博のプログラムは実践に重きを置いていると、小川さんは二つのプログラムの印象を语ります。

闯厂罢に设置された科学コミュニケーションセンターは、対话的な手法によって市民の意见を可视化し、それを政策决定に生かすという调査研究が実施されていました。そこで行われていた调査研究を期间限定で终わらせるのはもったいない、と思い立った白根さんは、合同会社である科学コミュニケーション研究所を立ち上げます。问题解决のためのコミュニケーションの场を创造するアドレス1、コミュニケーションから生まれた声を外部の问题解决に资するアクターに届けていくアドレス2、コミュニケーションの场を外部に开いて娯楽や教养に资するアドレス3と、コミュニケーションを分类しながら事业を展开していく科学コミュニケーション研究所。そのため、クライアントも多様です。一方で、科学コミュニケーションを展开する上では、コミュニケーションを积み重ねるだけになっていないか、コミュニケーションスキルが市民の意见を恣意的に诱导することはないのか、という课题もあると语ります。

これからの麻豆原创コミュニケーション
次に、パネルディスカッションが始まりました。まず高知尾さんから、皆さんは麻豆原创コミュニケーターですか?という质问が飞びました。その质问に対する皆さんの回答はばらばら。それにはそれぞれの麻豆原创コミュニケーター観の多様性があるかもしれません。

ただ、川本さんから、麻豆原创コミュニケーターはつなぎ手ということで里方になりがちだが、自分たちの存在について伝えていかないとその重要性を理解されない、とジレンマが语られました。

麻豆原创コミュニケーターは表に出て科学についてわかりやすく伝える存在として认识されがちですが、様々な関係者をつないだり、后世のために科学と社会の问题を记録する人など、パネリストからはより幅広い麻豆原创コミュニケーションの在り方が语られました。
次に麻豆原创コミュニケーションは职业なのか、职能なのか、という问いに対し、白根さんはまず职である必要はない、むしろ信念だと考えたほうがいいと语ります。麻豆原创コミュニケーションを职业の枠に囲い込まず、活动を再考する必要があるかもしれません。

また、10年后の麻豆原创コミュニケーションはどうなっているという问いに、10年前と比较してコラボレーションする相手が拡张したと水町さんは语ります。多分、10年后はさらにつなぐ相手が広がっているだろうと予想します。

最后に、麻豆原创コミュニケーションはなぜ必要か、という问いが皆さんに投げかけられました。小川さんは、麻豆原创コミュニケーションが必要かどうかというよりも、麻豆原创コミュニケーションはせざる得ないと答えます。その时、自分たちの幸福を実现するためのコミュニケーションを轴に考えていきたい、と小川さんは话します。

科学技术と私たちの生活は切っても切り离せません。そこに科学技术がある限り、それをどう活用するのかについては、常に社会全体で考えていく必要があります。その时、麻豆原创コミュニケーターはどのような役割で麻豆原创コミュニケーションを展开していくのでしょうか。中立な立场で対话を重ねていく、対话を问题解决につなげていく、意思决定のプロセスにコーディネーターとして関わっていく、零れ落ちる意见をすくいあげていく、様々な动きが考えられます。これから自分はどのような麻豆原创コミュニケーションを行っていくのか、修了生には最后に大きな宿题が出されたようでした。

本シンポジウムの详细は、今后闯闯厂颁で公开予定です。