実践+発信

选科A活动报告「桃太郎诞生秘话放射线の安全と安心~」

2017.10.6
选科A 1班 チームどんぶらこ
伊藤佑太郎、冲花裕美子、加来谦一、菊池ちひろ、中岛朋、横山実纪
「放射线」と闻くと漠然と不安を抱く人が多いのではないでしょうか。一方で、ある程度専门的な知识を持つ人には、「放射线は普段から身の回りにあり、生活の役に立っている面もあり、むやみに怖がることはない」と考える人たちもいます。
そこで私たちは、放射線について漠然と不安を抱く人を対象に、放射线の基礎知識や安全基準等を伝えた上で、「むやみに怖がるのではなく、参加者自身で安全や安心について自分の価値観を考え、そして他人の価値観に触れ、人によって意見や考え方が異なることを知る。考えるきっかけにする。」を目標に据え、イベントを実施しました。
イベントに向け、実施者同士の科学技术コミュニケーション
私たちが企画の軸として選んだのは「放射線」です。イベントの企画を練っていく中で、まず私たちが行うことになったのは、科学技术コミュニケーションでした。放射線について前提となる知識があるメンバーとないメンバー間で、期せずして科学技术コミュニケーションを実践、実感することとなったのです。放射線についての知識の共有や意見のやりとりの中で、知識がある側は「この程度は世間でも知られているだろう」という思い込みがあったこと、伝え方を工夫しないと全然伝わらないことを認識し、互いに考え方や感じ方には大きな差があることに気付きました。
この気付きから、ターゲットとする&谤诲辩耻辞;放射线について漠然と不安を抱く人&谤诲辩耻辞;が「放射线」に関心を持ち、イベントに主体的に参加出来る手法として、また、気持ちをベースにした内容を伝えるのに适した手法として「剧」を採用しました。そして、「放射线」という知识的にも心情的にも难しいテーマを身近に感じてもらうため、「桃太郎」という谁もが知っている昔话を物语の轴とし、放射线を利用した身近な例であるレントゲンを络めながら新しい物语を考案しました。
(そもそも「放射线とは何なのか」を皆で共有します)
(苦労しつつも一つの物语を作り上げて行きました)
桃太郎诞生秘话ストーリー
おばあさんが川で拾ってきた大きな桃。その中から赤ちゃんのような泣き声がする。早速包丁で切ろうとするおばあさん、それを制してレントゲン(放射线)で中を确认してから切るべきだと言うおじいさん。桃の中身を包丁で伤つける危険性、よくわからないレントゲンを使うことで生じるかもしれない影响や危険性。互いに抱く疑问や不安感。そこへ専门家として街の名医(放射线に関する知识提供)や、鬼ヶ岛大学の教授(安全基準や安心に関する情报提供)たちが、やってきて&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;。
さぁ、おじいさんとおばあさん、そして来场者の决断は!?
(レントゲンを使うべきか悩む、おじいさんとおばあさん)
(放射线について説明する街の名医、中岛先生)
(安全基準と安心について语る、鬼ヶ岛大学の加来教授)
(物语に入りこみやすいよう、登场人物の感情や疑问をシーンに合わせて表示します)
イベント前后の変化
(おじいさん:検査する / おばあさん:検査しない / それ以外:どちらでもない)
レントゲンを使用するかどうか、イベントの前半と后半で来场者に意思表示をしてもらい、その変化を调べました。
また、イベントの后半部分(剧终了后)では、来场者に直接インタビューを行い、検査について意思决定する际の个々人の価値観の违いを会场全体で共有しました。
(放射线に関するクイズを行ったり、来场者の意思表示の机会を作ったりと、工夫を行いました)
(色のついたカードを挙げて、自身の考えを示します)
アンケートからわかること
来场者からいただいたアンケートを分析したところ、ターゲットであった、「放射线に関心があり、放射线に対して怖いというイメージを抱いている人」は全体の半数近くの人に当てはまっていたことがわかりました。
また、物语形式を用いて「放射线」というテーマに参加者が入りやすくすること、考えることを苦しすぎないものにすること、という狙いも达成されたと思います。
他にも「重い话题をわかりやすくかつ軽々しくないよいバランスで伝えられていて良いと思いました。」「安全は安心からきているが、安心に必ずしもむすびつかないというキーワードが心に残った。」「「安全基準」については「人それぞれ」で纳得。」などの意见もアンケートから得られました。ここから、目标であった「むやみに怖がるのではなく、参加者自身で安全や安心について自分の価値観を考え、そして他人の価値観に触れ、人によって意见や考え方が异なることを知る。考えるきっかけにする」は概ね达成されたと思われます。
しかし、当初议论した「正しく知る」とは何をもって正しいと言えるのか、その正しさを测る指标が曖昧になっていたことは反省点です。
学んだこと、発见したこと
今回、イベントの企画?运営を担当して学んだことは「时间管理と役割分担の大切さ」と「チームでイベントを创り上げることの楽しさ」でした。
限られた时间でイベント準备を进めるためには、时间管理、明确な役割分担、そして、议论が詰まった时の决定方法を决めておくことが大切なのだということを実感しました。また、リーダーシップを取る人の决定が难しかったこと、议论が詰まった时の决定法が明确でなかったので、结果として议论が停滞しスケジュールの遅延が何度も発生しました。
しかしなにより、初めて会ったまったく异なる背景を持つ6人が、それぞれの特徴や知识、背景を活かしてより良いものを作り上げていくことが可能であるということを、経験を通して学ぶことができました。各自主体的に出来ることを探し、自分の役割を果たし、麻豆原创イベントを実施することが出来ました。
今回のイベントでは、毎日が気付きや学びが多い3日间だった一方で、反省や改善点も多く见られました。次回以降は、出来なかったことを修正して、準备も実施も、より精度を上げていきたいです。
(右から、伊藤さん、加来さん、菊池さん、执笔者冲花、中岛さん、横山さん、古泽先生)
今回の役割は以下の通りでした