実践+発信

有益だった、ワークショップ「こんなとき、どうする?」

2010.9.29

科学技术コミュニケーターとして活動を始めればきっと直面するであろう、クライアントとの間の摩擦。それをどう未然に防ぐか、また起きてしまったらどう前向きに解決していくか。その方策を考えるワークショップが、9月25日(土)に、希望者を募っての特別授業として実施されました。

本科生?选科生?修了生、あわせて12名が参加。

まずは、颁辞厂罢贰笔スタッフが演ずる寸剧により、クライアントとのトラブルの仮想事例が绍介されました。

植物园で、植物を题材にしたワークショップをボランティアで何年も続けてきた鸟羽さんが、新しく着任した园长から、ある日突然、告げられます。「これからは、园のスタッフが自前でやるから、鸟羽さんはもう结构です。」

その后しばらくして鸟羽さんは、自分の开発したワークショップのプログラムがそのまま植物园で使われていることを、ボランティア仲间の大津さんから知らされます。
大津さん
パクられたんじゃないの? きちんと言った方がいいんじゃない?
鸟羽さん
ひどすぎる! でも、言うと言ってもどうしたらいいか&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;。私はお金とか権利とかよりも、园と协力して环境教育をしたいだけなのに。近所だからあんまり対立したくないし、植物园の人とは他の会合でも颜を合わせるし、対立してコラボできなくなっちゃうのもいやだし???。
寸剧が终わると、今回のワークショップを担当した古田准教授が、こんな「お题」を出します。
さて鸟羽さんは、どうしたらいいのでしょうか。また、こんなことにならないためには、どうしていたらよかったのでしょうか?
この「お题」をめぐって、受讲生たちは4人一グループになってディスカッション。「口约束だったのがいけないんじゃない?」「でも、ボランティアなのに&濒诲辩耻辞;契约&谤诲辩耻辞;なんていうと、かえってカドが立つよ。」

20分ほどディスカッションした后、グループごとに意见を発表。

その后、パートナーと组んでプロジェクトを动かしてきた経験の豊富な古田准教授が、「问题の所在」「どうすれば良かったのか」「この先どうすればよいか」について解説します。
つづいて、もう一つの仮想的なトラブル事例。今度は、印刷物の企画?制作に関するものです。
これら二つの事例は、とても「现実味」の强いものでした。というのも、今回ディスカッションの素材として提示した事例はどちらも、颁辞厂罢贰笔の修了生や受讲生、そして教育スタッフにインタビューして収集した、実际のトラブル事例をベースに、それらからエッセンスを抽出して制作したものだったからです。

参加した受讲生たちからは、たとえばこんな感想が寄せられました。

「寸劇がリアリティがあってとてもよかった。その後のディスカッションも盛り上がった。」「トラブルを避けるためには準備が必要だということに気づかされました。」「企画書の趣旨を曲げないように努めることが大切だというコメントに、なるほどと思った。」「科学技术コミュニケーターにとっては、必修の授業だと思った。」
颁辞厂罢贰笔では、今回の授业の効果を検証し、来年度の授业の改善に结びつけていく予定です。