大西なおみさんからのバトンは、后辈でもありママ友でもある、高瀬舞さんに渡りました。
研究室の入り口には、「キッズスペース」の文字。ドアを开けると、目の前に2畳ほどのピンクとグレーのマットが敷かれ、ぬいぐるみ、おもちゃ、ベビーチェア、サークルが置かれています。
高瀬さんが自分の子供用に作ったスペースかと思いきや、「これ、大谷教授の発案なんです」。上司でもある大谷文章教授が、今年に入りプランを発表。当初はすべり台を置く案もあったとか。高瀬さんの子どもたちや、同じ研究室の子どもたちが时折ここで时间を过ごします。子供たちもこのスペースと、たまに游んでくれる教授が大好き。「まるでお父さんみたいに优しく子どもに接してくれるんです。」とママの颜に。キッズがいない时间は、ゼミスペースとして有効に使われています。
高瀬さんの研究は、どのような物质がどんなふうに触媒として働くか、という光触媒の基础となるものです。光触媒というと、现在、観叶植物や壁纸、ガラスに涂るものなど、光を当てることで空気をきれいにする商品や消臭効果をもつものが実用化されています。ちなみに、研究室の中にはそれらしい物は见当たりません。闻くと「谁もここの空気をきれいにしようとは思ってないかも」と笑います。
疲れた时には、虹を见て息抜きをします。虹を见る、といっても外の虹ではありません。実験室にある虹が见える机器のスイッチを入れるのです。
(多波长照射分光器。触媒反応を示す色を调べるために使います。异なる波长(色)の光を别々に分けて出すことができる装置です。)
研究室の魅力は、人がいいところとおおらかなところ。大学院生时代から、周りの理解と协力があり、何かあればすぐに手を贷してくれるのだそう。今の研究室も「学生さんが面白い」と环境科学院の修士1年トリオとも和やかな雰囲気です。
(环境科学院修士1年生トリオ。左から松井さん、新田さん、竹内さん。)
子育てに追われる分、时间の制约がありジレンマもありますが、そこは今は仕方がないと割り切って仕事をしています。むしろ学生と一绪に仕事をする今が「楽しい」とも。「自分の固まった脳みそを、若い学生がほぐしてくれて、そこからまた新しいアイディアが生まれるんですよ。」高瀬さんのポジティブな姿势が、周りにもいい刺激になっているのかもしれませんね。
次のバトンは工学研究院?化学システム工学研究院 助教の中坂佑太さんに渡ります。
