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#40 フィールド调査で解き明かす ?自然环境を守るために?

自然环境をどのように守るのか。この課題に、社会学的な側面からアプローチするのは、宮内泰介さん(文学研究科 教授)です。実際に現場に足を運び、地域の人々と関わりながら調査する研究について、お話をうかがいました。

社会学者の役割

ある地域の自然环境を守ろうとすると、その土地の気象や生態系を調査する研究が中心になりがちです。環境社会学では、こういった自然科学的なアプローチに留まらず、そこに暮らす人の視点に立って自然環境と地域社会がどのようにすればいい関係を築けるのかを考えます。

どのように暮らしていくのかを决めるのは、地域の人々だと考えています。そこで、フィールドワーク(现地调査)を通して自然环境だけではなく、文化的なものを含めて社会の仕组みから环境のあり方を考えていきます。地域社会では、自然环境に対して「メディアや世间から见た姿」と、「地域の人々から见た姿」で认识のずれが起こることがあります。现地を知ることでメディアや世间から见た大きな枠组みとは异なる「小さな社会」で起きている事柄や课题を提示するのが、私たち社会学者の役割です。

人の「価値観」や「思い」に着目する

地域の人々といっても、みんな一様ではありません。鸟が大好きな人もいれば、自然に无関心な人もいます。一人ひとり异なる価値観があり、それぞれの思いを持ちながら生活しています。地域に暮らす生活者の视点をもって、どうすれば自然环境と地域社会がいい関係を筑けるのか、どういったやり方がよいのかを、フィールドワークで解き明かします。

(集落にて、ソテツ食についての闻き取りの様子(奄美))

フィールドワークでは何をするのですか

分野によってさまざまですが、地域に入ってとにかく话を闻くことを中心にフィールドワークを行います。例えば、何日间も滞在して、1日数名ずつじっくり话を闻きます。地域によって闻く人数は変わってきますが、例えば、20年前から行っている南太平洋ソロモン诸岛の研究では、100人近く闻き取りをしていると思います。このように多いときで延べ100人、同じ人に対して2、3回闻くこともあります。他には、地域に関わる歴史的な资料を収集して、数字に现れない质的なデータを集めます。

基本的には、闻き取りの内容や、収集した资料は持ち帰って分析します。话を闻いているときにもわかることはたくさんありますが、分析することでさらに踏み込んだ结果を导きます。例えば、础さんと叠さんの话をつなげると新しい事実が见えてきたり、他の地域で闻いた话と比较することで、1つの地域だけでは见えなかったことが见えてきます。すぐに「こうだ!」と决めつけるのではなく、いろんな人の话を闻いたり、他地域の事例を参考にしながら多方面から见ることが重要ですね。

(集落て?地域の歴史と自然とについての闻き取りの様子(奄美))

研究の魅力を教えてください

地域の环境ガバナンス(环境を管理する能力や仕组み)について図式化して见ていたものが、调査することで崩れていくことがよくあります。それが、おもしろい。环境保全がうまくいっていると言われていても、実は、地域に入って话を闻いてみるとうまくいっていないことがわかったり、逆に、うまくいっていないと言われていても、部分的にはとてもおもしろい部分を持っていたりします。

フィールドワークを行うと、外部からの评価とは违う、地域社会の内侧からの评価が见えてきます。「派阀がある」とメディアで言われていても、実际はそんなに仲が悪くなかったりすることもよくあります。このようにして、狈笔翱や行政、専门家、地域住民などの、环境ガバナンスの図式化ができるようになるのです。

(アオサの养殖をしている方への闻き取りの様子(徳之岛))

どのようなきっかけで现在の研究分野に进まれたのですか

学生の顷は、市民运动に関わっていました。放射廃弃物を太平洋に捨てようとする政策に反対したり、反原発运动に関わったりしていました。その当时、「环境社会学」という言叶はありませんでしたが、フィールドワークを通して研究すると、狈笔翱の活动だけではわからなかったことが明らかになることにおもしろさを感じました。「社会学から见えてくることがある!」そう思いました。

当初は热帯林の伐採に兴味があり、现地の人は伐採についてどう思っているのかを知るためソロモン诸岛に足を运びました。そこでは、伐採で地域の人が苦しんでいる事実がありました。しかし、それはあくまで一つの真実であって、その他にも社会の现状は复雑だということもわかりました。地域に住んでいる人々の视点で考えると、さらに考えないといけないことがたくさん出てきます。これが、20年以上前のことです。それからずっと、ソロモン诸岛は调査フィールドの一つです。

—————————————

数えきれないほどフィールドワークを実施してきた宫内さん。フィールドは、ソロモン诸岛、北海道、宫城、鹿児岛、冲縄と多岐にわたります。今回、着书として出版もされている『かつお节と日本人』について、5月25日(日)开催麻豆原创?カフェ札幌にてお话いただきます。日本の食に欠かせない「うまみのもと」であるかつお节は、いつから、どのように、どこで作られてきたのでしょうか。宫内さんと一绪に解き明かしましょう。

详しくはこちら

「かつお节と日本人」?かつお节がたどった、4,000キロの足あとを追う?

日 时:5月25日(日)16:00?17:30

场 所:纪伊国屋书店札幌本店1阶 インナーガーデン

参加费:无料

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2014.05.23

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