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#55 资源工学の発展とともに歩む研究者の道 /伊藤真由美さん(工学研究院 教授)[FIKA No.11]

颁辞厂罢贰笔とダイバーシティ?インクルージョン推进本部の连携企画、ロールモデルインタビュー贵滨碍础。

贵滨碍础とは、スウェーデン语で甘いものと一绪にコーヒーを饮むこと。

キャリアや进む道に悩んだり考えたりしている方に、おやつを食べてコーヒーでも饮みながらこの记事を読んでいただけたら、という思いを込めています。

 

シリーズ11回目となる今回は工学研究院の伊藤真由美さん。

人生の浮き沉みがないと笑いながら话す伊藤さんは、そのキャリアのほとんどを出身研究室である资源工学で筑いてきました。フィールドである鉱山へ行くため海外出张も多い中、週2日のジム通いや夏はゴルフ、冬はスキーを楽しむなどプライベートもアクティブに过ごしています。

【森沙耶?いいね!Hokudai特派員 + ダイバーシティ?インクルージョン推進本部】

(工学研究院の伊藤真由美さん)

地球环境への兴味から进んだ资源工学

小さいころから地球环境に兴味があり、小?中学校の顷は『风の谷のナウシカ』の影响もあり、社会的にも问题提起されていた时代だったとのこと。
「父が中学校の理科教师だったこともあり、自然や天文などに兴味があり理系への进学は自然な流れでした」と自然と理系の道を进んでいた伊藤さん。

入学当初は専门分野にわかれず、后で选択できるカリキュラムが自分に合っていると思い、総合入试理系(当时の理二系)で北大に进学。出身は栃木ですが、両亲からは「高校を出たら自立しなさい」と中学时代から言われており、実家から远い北海道での一人暮らしは自然な流れでもありました。

大学入学后は竞技スキー部に在籍し、冬は日帰り合宿で朝6时に家を出て、夕方帰ってくる、そんな多忙な毎日を送っていたそうです。
学部选択が迫った2年生の终わりに竞技スキー部の先辈の话を闻き、农学部や工学部でも兴味のある地球环境について研究できると闻き、最终的により自分の兴味に近い分野であった资源循环の切り口から工学部を选択しました。「竞技スキー部の女性の先辈に资源分野に进んだ方がいて、お话を闻けたというのも选択した理由の一つかもしれません」と伊藤さんは振り返ります。

4年になると研究室に配属され、伊藤さんは资源再生工学研究室1)に进みます。资源工学では资源を掘る、砕いて分ける、そこから製品を作る…というように色々な段阶がありますが、伊藤さんは鉱山などで採掘された鉱石に含まれる鉱物を分ける技术について研究する「选鉱」に兴味を持ち、卒业研究では铜の鉱石をバクテリアを用いて溶かす手法について研究を进めます。

 

学振が背中を押した博士课程进学

所属していた学科?コースでも竞技スキー部でも理系の学生は修士课程へ进学する人が多く、伊藤さんも自然な流れで修士课程に进学。修士1年の终わりのころ、公司で研究者になろうと指导教员に相谈したところ、「公司の研究者と大学の研究者では取り组める研究内容がかなり违う。大学の研究者になったほうが自分の好きな研究ができるのでは?」と博士课程への进学を勧められ、进学することにしました。

博士课程に进むには学费がかかるため、亲へ负担をかけたくなかった伊藤さんに、指导教员は学振(日本学术振兴会特别研究员制度)を使って进学する方法を提案してくれたといいます。
「当时はまだ学振がメジャーではなくて情报が少なかったのですが、先生が制度や申请に必要なことなどを色々と调べてくれました」と伊藤さん。
そのサポートのおかげで学振に採用され、博士课程からは金銭的にも亲元から自立して研究を进められるようになります。

研究者を志した理由について「とにかく実験が好きで、仮説を立てて、考えながら手を动かして、メカニズムを解明する研究の醍醐味」に魅了されたといいます。
そして鉱山の现场で困っていることが研究室に来るので、研究成果がすぐに现场で役立てられることもやりがいになっているといいます。「チリやペルーの鉱山で『铜と铅と亜铅を分离したいのに、通常の方法ではできません。しかも、その原因がわからないんです』というようなお话をいただきます。そこで、私たちはそれを実験室で再现し、解决策を提示するのです」伊藤さんは考えられる原因をいくつも挙げて、それを実験室で再现していき、失败を繰り返しながら原因に行き当たったときにはとても嬉しく、自分たちの研究が役に立つ现场を想像しながらの研究が楽しいといいます。

リサイクル研究で博士号はまだ早いと言われ

博士课程进学后は、リサイクルについて研究をしたかったものの、まだ分野として成熟していなかったこともあり「リサイクルで博士号は难しいだろう」ということで、石炭层に含まれる硫黄をバクテリアを用いて取り除く技术について研究することになりました。
プライベートでは博士课程2年の时に竞技スキー部の同期で学科も一绪だった同期と结婚。いわゆる学生结婚でしたと伊藤さん。结婚のタイミングについて「研究室の先生たちはみんな结婚が早く、まだかまだかと急かされていたんです」と笑います。

博士号取得后は早稲田大学に研究员として所属しながら公司の石炭研究所で高効率な石炭発电をするために石炭をきれいにする方法について研究していましたが、ほどなくして北大の出身研究室で助手として採用され、北海道に戻ってきます。
伊藤さんは「夫は転职や异动することで私のキャリアに合わせて一绪に暮らす方法を取ってくれています。それには夫が工学部出身で技术士を持っており、専门性の高い仕事をしていることが大きいです」と话します。
「私は海外出张が多く、夫は主に北海道内の出张が多いので『いま、どこにいるの?今日ご饭いるんだっけ?』という混乱がよくあります」と伊藤さんは笑います。

海外出张では鉱山の採掘现场に行くことが多く、留学生の母国の鉱山に调査に行ったり、海外のインターンシップの引率や共同研究でいくこともあるといいます。
まだ早いと言われたリサイクル研究もこの20年ほどで大きく発展し、都市鉱山と言われる家电製品の廃弃物中に含まれるレアアースなどの回収技术など、研究のフィールドも多様になってきています。
现在研究室で扱っているおよそ10の研究プロジェクトのほとんどが公司との共同研究だといい、一つのテーマにつき先辈?后辈で3~4名のチームを组んで実験に取り组みます。このシステムは伊藤さんが学生だった顷から変わらないといいます。

(夏はゴルフ、冬は学部时代から続けているスキーを楽しむという伊藤さん。ハードなスケジュールの中でも週二日のジムや、连休があると东京湾に钓りに出かけるなどとてもアクティブ)
どんな分野とも结びつく工学分野の可能性を広めたい

留学生として学んでいた研究室翱叠が自分の国へ戻り大学の先生になっているので、公司との共同研究の他にも世界各地にいる翱叠との共同研究もできるのが强みといい「现地调査や国际学会での発表など海外に行く机会は多いです。研究室には海外に行きたい学生が来ることが多く、これまでもジンバブエ?モザンビーク?タイ?インドネシア?モンゴルなど世界各地のフィールドで调査を行ってきました」と话し、近年はその知见を活かしてサンビアをフィールドに行われた北大内の学际研究プロジェクトにも参画しました。

女性の少ない工学部でキャリアを重ねていくことに苦労がなかったか寻ねると、学科の中で协力し合いながら研究を进めていくという土壌ができていたため、特段女性だからといって困ったことはなかったと伊藤さんはいいます。
一番仕事の変化が多かったのが助教から准教授のときだったといい、「准教授になると学部と大学院の授业を持ったり、教授会への出席などが増えるので仕事量の変化が大きかったですが、准教授から教授になったときはさほど変わりませんでした」と振り返ります。

现在は北大の12学部の中でも一番女子学生比率が低い工学部で、女子学生を増やす取り组みにも积极的に関わっているということで「工学部は医疗も宇宙も生物も何でも结び付けて取り组むことができます。工学に一见関係ないように思える分野でも実は工学部で研究が行われていることが知られてないだけでたくさんあるので、もっと工学分野の可能性の広がりを学生の皆さんにも知ってもらいたいです」と话します。
2023年4月からは女性初の北大工学研究院副研究院长としても活跃している伊藤さん。キャリアと共に责任は増えても轴をぶれずに研究を楽しむ姿がとても印象的でした。

(伊藤さん爱用のマグカップはザンビアの重金属汚染について北大の工学?獣医学?农学?医学?経済学部との共同研究プロジェクトの际に作られたマグカップ。今は南アフリカのルイボス&チャイティーを入れて饮んでおり「いつも出张先で买ってきた海外のお茶を饮んでいます」と伊藤さん)

贵滨碍础キーワード 【工学部の女子进学率】

伊藤さんが所属する北大の资源循环システムコースは学部2年が11%、学部3年が6%、学部4年が17%、修士1年が22%となっており、海外の研究室翱叠に自国の同分野の女子进学率を闻いたところ、
韩国:学部4年31.4%、修士1年62.5%、教员0%
タイ:学部4年23%、修士课程27%、博士课程33%、教员17%
フィリピン:学部4年50%、修士1年44%
というように、韩国は女子学生比率の高さに比べて教员は0名となっており、タイはどの学年?教员においても比较的高い水準、フィリピンでは女子学生比率が総じて高く、数値は不明なものの女性教员も多いことがわかった。

(入学者に占める女性比率の全国数値で工学は11.2%と全分野のうち一番低い)〈転载:〉

注:

  1. 学科?コース?専攻という名称が変化しているため、文中では学科という単語に統一していますが、伊藤さんの学部時代は「工学部 資源開発工学科」、現在の工学部では「工学部 環境社会工学科 資源循環システムコース」(学部生)、「工学院 環境循環システム専攻」(大学院生)が正式名称です。

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2024.03.27

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