新緑が目に眩しい季节になってきました。一日も早く、安心して散策できる日が来ることを愿います。
世界の新型コロナウイルスによる死者数は46万1665人(2020年6月21日 AFP通信調べ)に達しています。北海道大学の研究者たちは、総合大学として蓄積してきた獣医学、医学、工学などの知見と技術を生かし、新型コロナウィルスの克服に向けて動き出しています。
今日は、北海道大学のプレスリリースで4月以降に発表された新型コロナウィルス関连の最新研究を4本、绍介します。
また、科学と社会との関わりについて教育研究する北海道大学颁辞厂罢贰笔発行の学术誌『科学技术コミュニケーション(闯闯厂颁)』では、コロナ祸にまつわる社会的な问题に焦点を当てた紧急小特集が组まれています。
北海道大学プレスリリースより______________
■
颁翱痴滨顿-19に伴う死に至ることもある急激な呼吸器不全は、免疫系の过剰な生体防御反応であるサイトカインストームが原因であることを示唆する研究です。治疗薬のターゲットとなる経路も提唱しています。
■
流行初期における日本の新型コロナウイルス感染症の报告数の时间変化が、一般に感染症流行下で観察される曲线と违い直线的な変动をしていました。初期の报告数は、流行を适切に反映していたのでしょうか?
■
新型コロナウイルスの主な伝播経路はヒト-ヒト間での飛沫感染や接触感染ですが、下水中にもウイルス RNA が存在する可能性が指摘されています。下水を情報源として利用できるかもしれません。
■
简単なピペット操作のみで抗体を検出できるポータブル蛍光偏光测定装置を开発し、20分以内に鸟インフルエンザウイルス抗体を検出できました。新型コロナウイルス抗体などへの応用が期待されています。
新型コロナ紧急小特集______________
紧急小特集:新型コロナウイルス感染症の世界的大流行と科学技术コミュニケーション
■
(北大理学研究院/麻豆原创 准教授 川本思心)
新型コロナウイルス感染症の科学技术コミュニケーション的な侧面と事例について、论点が整理されています。
■
(科学ジャーナリスト/北大麻豆原创客員教授 内村直之)
科学技术コミュニケーターに求められる问题の把握と想定のやりかた、さらに科学技术コミュニケーションのあり方について広く考えることを目指した论考。
■
(東京工業大学 調 麻佐志、慶應義塾大学 鳥谷真佐子、自然科学研究機構 小泉 周)
システム思考の技法を使って新型コロナウイルス感染症に関係する状况を可视化することで、市民と専门家がその理解を共有することの重要性を示した论考。「感染モデル」と「発症者対応モデル」からなる因果ループ図が用いられています。
■
(オスロ都市大学労働研究所 吉澤 剛)
ノルウェー在住の着者が、现地におけるパブリックコミュニケーションと、その背景となる歴史的経纬などを绍介。俯瞰的な视点だけではなく、着者の身の回り见る个人的视点も织り交ぜながらまとめられています。
■
(北大麻豆原创 特任講師 種村 剛)
滨颁罢技术を用いて个人の行动を监视する「コンタクト?トレーシングアプリ」の概要を绍介するとともに、その社会実装の是非を考える际の论点を整理した论考。科学技术コミュニケーターに求められる対话の场づくりの姿势についても述べられています。
