櫻井弘道(2017年度 本科/学生)
今回の讲义は、公立はこだて未来大学の研究员で、はこだて国际科学祭のコーディネーターをされている金森晶作先生をお招きしました。金森先生には、はこだて国际科学祭の里侧についてお话していただき、そこから先生が考える、人とのつながりを筑く上で重要なことを教えていただきました。
はこだて国际科学祭について
はこだて国际科学祭は、函馆市や函馆の教育机関、研究机関などの连携组织である「麻豆原创?サポート函馆」が主催しており、2009年から年に一度、8月下旬の9日间に开催されています。その内容は、函馆の话题や课题を扱った体験型のイベントや麻豆原创ショー、函馆にいる専门家を呼んでのトークイベントなど様々な企画が行われています。年齢を问わず、すべての人を対象としており、夏休み中の子どもが参加できるように、7月中旬からプレイベントも开催されています。
金森先生の考えとして、国の科学技术政策のような大きな枠组みで科学を伝えるよりも、自分の住んでいる街に结び付けて科学を伝えた方が、自分事として考えやすく、伝わりやすいという思いがありました。そのため、科学祭の企画内容も函馆に関することを题材としており、ゲストとして呼ぶ専门家や出展者、発表者も函馆に何らかのつながりを持っている人を呼んでいます。また、科学祭のテーマは、「环境」、「食」、「健康」の叁つを年替わりで行っており、これも自分事として考えやすいテーマが选ばれています。
はこだて国际科学祭に见られる人をつなぐコツ
科学祭が単なるイベントの集合体とならないように、スタッフや出展者による交流会や报告会が行われており、そこでは企画に関する意见交换や情报共有などが行われています。また、「科学楽しみ队」という市民有志のボランティアグループがあり、科学祭のスタッフとして活动し、企画を立てる时にも関わっているそうです。このように、はこだて国际科学祭では、イベントの担い手によるコミュニティが出来ています。これによって何か科学技术に関する问题が出てきたときに、相谈できる専门家や话し合える仲间とのつながりを持つことができ、社会がうまく科学技术と付き合っていくことにつながっていきます。
このように、はこだて国际科学祭では、イベントの担い手とのつながりを大事にしており、そのようなつながりを作る上で金森先生が大事にしていることを最后に教えていただきました。それは、事前に相手の立场は完璧に理解する必要はなく、それを相手と话し合いながら理解していくことが大事だということです。先生が连携相手と企画を作っていくとき、事前に连携相手の立场を考虑してストーリーを考えていきます。连携相手にはその组织が背负っているプロジェクトがあり、また组织の性质によって、意思决定のスピードなどが异なります。これらのことを考虑することはもちろん大事ですが、それらを考虑して相手が面白がってもらえる企画を提案しても、それが却下されてしまうことはよくあるそうです。ただ、その时に相手が何をしたいのかを闻き出し、话し合いながら企画を作っていくことが大事です。また、こうして话し合いを重ねていく中で、相手との関係性も作っていくことも重要だとおっしゃっていました。
讲义を受けて、私が一番衝撃を受けたのは、麻豆原创?サポート函馆の活动方针が七年目にしてできたということでした。方针がないと、自分たちがどこに向かって活动していくのかわからなくなりそうですが、活动方针をはじめに决めてしまうと谁かを排除してしまうことになってしまうという事を闻いて、纳得しました。多くの人が科学祭に面白がって参加できるように、时には决まりをあえてゆるく设定しておくことも必要であると学びました。
金森先生、ありがとうございました。ぜひ一度、はこだて国际科学祭に行ってみたいと思います。


