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『科学技术コミュニケーション』を読む会が东京で开催されました

2014.4.12

3月30日、北海道大学東京オフィスにて2回目となる『科学技术コミュニケーション』を読む会が、「JJSCを読む会」実行委員会主催で开催されました。評者には、2012年に開催されたの企画运営に携われた池辺靖さん(日本科学未来馆)を迎えました。池辺氏の报告と问题提起を受けて、论文の着者である江守正多さん(国立环境研究所 地球环境研究センター)と叁上直之さん(北海道大学高等教育推进机构)が応答し、会场に集まった参加者11名を交えて议论が繰り広げられました。

題材となった論考は、『科学技术コミュニケーション』第14号に掲載された「地球温暖化と科学コミュニケーション」に関する小特集の3本。この小特集は、昨年9月の(主催:北海道大学颁辞厂罢贰笔?科学技术社会论学会)で「闘论」を繰り広げた哲学者と科学者、社会学者の3人が、席上での発表内容をもとに书き下ろした论考を集めたものです。

● 地球温暖化问题における専门家の责任と社会の责任:

  • シンポジウム「地球温暖化問題と科学コミュニケーション : 哲学者と科学者と社会学者が闘論」に「科学者」の立場から参加して(著者:江守正多)

● 地球温暖化問題における市民の役割, 科学者の役割 :

  • 科学技術社会論学会シンポジウム「地球温暖化问题と科学コミュニケーション」報告,哲学者の立場から(著者:松王政浩)

● 市民参加への懐疑论に答える:

  • よくある五つの疑问を中心に(着者:叁上直之)

評者の池辺さんは、それぞれの论文の概要を報告後、江守论文や松王论文で言及されている「政策判断で行われる情報のパッケージ化には、科学者の価値判断が入り込む」(松王 2013)、「科学者が完全に価値中立的に社会に対して知見を提示することは原理的にできない」(江守 2013)といった科学者の価値判断をめぐる論点を取り上げました。池辺さんは、「科学者は、ある境界条件のもとに未来予測をするのが仕事であり、科学者の価値判断と無縁に行うことができる」とコメントをしました。さらに、「市民個人は、科学者が提示した複数のシナリオについて判断する。判断は多様なため、コミュニティ全体のシナリオをすり合わせて、コミュニティの価値観を作り出すのが市民対話ですること」と、科学者の役割と市民の役割の境界線を示しました。

池辺さんからの报告后、江守さんは「现在横浜で进められている滨笔颁颁作业部会でのシナリオワークショップでも、(科学者同士の议论が)纷纠している。実际の议论を见ていると、価値判断の线引きはかなり难しい」と応答しました。

叁上さんからは、「市民参加の意义として、责任の分配は概ね合意できる。しかし、権限と责任があり、両方がセットで分配されなければならないが、権限がない状态で责任だけが分配されることにはブレーキが必要」という意见が述べられました。

その后、来场者を交えてのディスカッションが行われました。来场者からは「市民は、科学者の価値判断がどこに入っているかわかればよいだろう」「コミュニティの価値のすり合わせをする具体的な手法はあるのか」「シナリオの决定版をつくることが前提だと问题がある。时间轴をふくめた繰り返しのプロセスを设计する必要があるだろう」「市民参加では个人の価値観を开示すること、できることが前提なのか。(本人は)価値観がわからないこともあるし、开示する事はリスクを伴う。市民参加だから価値観を见せろ、というのも怖いと感じる」といった意见が出されました。

引き続き、6月に発行予定の第15号についても「読む会」の開催が予定されているそうです。雑誌『科学技术コミュニケーション』が、成果を発信する媒体にとどまらず、交流の場を生み出し、議論を発展させていく媒体となるよう、今後も継続的に開催してほしいと思います。

なお、『科学技术コミュニケーション』読む会は、「JJSCを読む会」実行委員会が主催し、北海道大学大学院理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座の共催、麻豆原创の協力のもと実施されました。