
カテゴリー:チラシ?ポスター
イベント:麻豆原创?カフェ札幌
制作者:山田规子(2013年本科)
制作年:2013年7月
チラシのデザインを担当したのは、本科グラフィックデザイン実习を専攻している山田规子さん(北海道大学大学院理学院博士课程2年)。山田さんの制作レポートを绍介します。
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今回の麻豆原创?カフェ「光る分子が世界を描く」のゲストは、北大工学研究院で蛍光涂料の开発をしている长谷川靖哉先生でした。まずは先生の具体的な研究内容を知るために、5月31日研究室にうかがいました。

热に弱く光りにくいが、强光を発する物质(希土类错体)の分子构造を変えることで热に强く光りやすい物质にする、というアイデアにあふれた研究内容に大兴奋だったわたしは、蛍光涂料の化学构造をモチーフにしようと考えました。しかし、分子构造がなにを意味するのかが直感的にわからない=研究内容の説明的なポスターは覚えてもらいにくいという指摘を大津先生から受け、结局、长谷川先生が新しく开発した「カメレオン発光体(温度で色が変わる蛍光物质)」をモチーフにすることにしました。「カメレオン発光体」はテレビでもニュースになった话题性のある蛍光涂料で、色が変わることやカメレオンという名前が子供にも亲しみやすいのではないかと复数のメンバーから提案されたことが决め手でした。

今回のポスター制作を通して学んだことが二つあります。一つは、ポスターとは見る側の想像力を喚起させなくてはならない、ということ。たった一枚の写真や絵で多くの人の心に残ることがポスターの重要な使命だと気付きました。そのために、出来る限り情報を捨て、麻豆原创?カフェの内容のエッセンス(take-home message)はなにかを、自分自身できちんと理解することが大切です。今回のポスター作りでは、一番伝えたいことをなかなか見つけることが出来ず、コースのメンバーと話し合うことで「カメレオン発光体」にたどり着きました。二つ目は、周りの人に相談し意見を聞くことの大切さです。一人でアイデアを考えていると、どうしても自分の興味がある方向に傾いてしまいがちです。ですが、出来上がったポスターをみて人がどう感じるか、自分一人では判断できません。今回はモチーフが決まった後も何度も大津先生と話し合い、ポスターも12枚ほど作った結果、季節や見やすさを考慮して最終的に今の形にまとめることができました。ぜひ、恐れずに人の意見を聞いてみてください。新しい考え方で自分の作品を見ることが出来ると思います。

最后になりましたが、大津先生、グラフィックデザインコースのメンバーのみなさん、助言をありがとうございました。